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木津川 計による新しい朗読・語り文化 木津川 計の一人語り劇場「語る落語」

公演日時 11月30日(土)
14:00開演(13:30開場)
会場 小ホール
料金(税込) 友の会:1,200円
一 般:1,500円
※全席指定
※友の会ファミリー特典有
※未就学児入場不可
※当日同額
チケット発売日 友の会:8月11日(日)
一 般:8月11日(日)
チケット販売先
(チケットコード)
浪切ホール
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備考 チケット割引券利用可


 
「上方芸能」発行人の木津川計が挑戦する「一人語り劇場」は、朗読でも一人芝居でもない新しい舞台表現です。
今回は、落語会でただ一人の人間国宝、桂米朝の十八番(おはこ)「鹿政談」「千両蜜柑」「天狗の裁き」を取上げます。木津川計が落語を語って登場人物を描き、落語は何を笑っているかを明らかにします。

 
 文化を誰がつくるか、で文化の中身が定まるのです。
たとえば漢字は古代中国のエリートがつくりました。
女偏の文字を見れば、そのことがよくわかります。
 落語も男がつくりました。洒落精神に富んだ貧乏人の所産です。
ですから、男の願いは何であったのかがよくわかるのです。
実際に落語を咄しながら、その願いを明らかにいたしましょう。
木津川 計

 
木津川 計
1935(昭和10)年生まれ。雑誌「上方芸能」発行人。立命館大学教授を定年退職後、和歌山大学客員教授に。NHKラジオ「関西ワイド」の「ラジオエッセイ」に出演中。1998(平成10)年菊池寛賞、京都市芸術功労賞、京都新聞文化賞など数々の賞を受賞。岸和田市の岸和田市文化振興審議会会長も歴任。著書に「上方の笑い」(講談社現代新書)、「上方芸能と文化」(NHKライブラリー)、ほか多数。2007年、木津川計の一人語り劇場を旗揚げ、新国劇の名作「瞼の母」や新派の「婦系図」、他に「父帰る」や「『曽根崎心中』以後」などを各地で口演して好評を博している。

 
●主催:岸和田市立浪切ホール指定管理者


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